2008年 01月 11日
織田ちゃんのリメイク
見てきました~
織田ちゃんの椿三十郎
映画の話題作、大好き。見たい時に行かないと見ないもんね~
と言いつつ、私実は、時代劇が苦手。
セリフの昔言葉がよくわからない・・・。まあ、なんとかなるっしょ??
しかもこの映画、黒澤作品、三船敏郎が昔やったもの。
当然黒澤作品も見ていない・・・
いつもよりたくさんの映画予告編を見た後、始まりました
小さなお寺に若武者たちが威勢よく大声で話し込んでいる…
この冒頭シーンが3~4分、
昔言葉苦手な私…
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最初っから、セリフがわからない・・・・
でも、何となくは分かるよぉ。
何かについて誰かに直訴したけど聞いてもらえなくて、
他の人に話したら、聞いてもらえたって事なんだよね…
若武者たちの意見が合致して盛り上がっているところに偶然
奥の部屋で偶然寝ていた織田ちゃん登場
彼らの考えが甘いと鋭く指摘してるうちに、寺の外は大人数で
いつの間にか取り囲まれ・・・若武者たちをかばうため、
織田ちゃん1人で大人数相手にいきなり殺陣!
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織田ちゃん!!!時代劇オンチな私でさえわかるよぉ!!!
刀ふる時って、もっと腰落とさない??
刀を構えてる時の腰が高いんだなあ…
そういえば数年前のNHKタッキーの義経の殺陣は、
足裁きがステップ踏んでてウケた!ウケた!さすがジャニーズ。
時代劇って付け焼き刃じゃあダメなんだよね~
セリフ聞き取れないくせに、偉そうですんません。
迫力の殺陣シーンしばらくしてトヨエツ登場。
やっぱりこの人って、存在感すごい。オーラが違う。
この脚本は、黒澤作品オリジナルのままなんだけど、
本当によくできている!
ストーリーは、テンポ良くさくさく進み、いい感じ。
この映画で出てくる女の人って、
中村玉緒と鈴木杏なんだけど、映画の緊迫感とはすっごい対照的で。
おっとり。のんびり。もう出てくるだけで、ウケる!
若武者たちの
おぼんちな事
といったら・・
松山ケンイチよかった!
(と言いつつ
最後までわからずMさんに
教えてもらいました)
若武者たちのおぼんちがすごくて
織田ちゃん、かなりの策略家みたいだもんね~
でもね、織田ちゃんを見れば見るほど
この人って雰囲気変わんないなあ・・。
中学生の頃?高校生の頃?
偶然見てたNHKのドラマが、織田ちゃんのデビュー作。
ヤンキーな高校生で。その後、湘南爆走族やってて
(観てないけど)、しばらくしてカンチだった。
戦って、キレまくってる織田ちゃんって
湘南爆走族の頃と変わんない顔してる、すごいわ~
脇役キャストも絶妙で佐々木蔵之介笑えた。
さり気に押入れから出入りしてるもん。
風間杜夫も芝居が濃くて、面白かった~
「椿三十郎」タイトル通り、彼らが潜伏するお庭は
本当に椿がキレイ!
でもね、私的には音楽がイマイチ。
なんだかなあ…
誰なんやろう?と思いながら最後の字幕見てたら…
大島ミ○ル
うーん、この人って、ドラマの音楽で有名なんだけど
ドラマで精一杯って感じなんじゃない??
とにかく、オーケストレーションもフレーズもいまいち??
織田ちゃんのテーマなんて、暴れん坊将軍のパクリじゃん。
映画の最後がね、
なんとも言えない、なんかやりきれないシーンなんだけど
おぼんちな若武者達に織田ちゃんが最後に言う捨て台詞。
「あばよ」
めちゃめちゃ、決まってんの!!!
だって「あばよ」だよ!!
これって、下手すると柳沢慎吾じゃん。
このセリフを格好よく決めれるって、さすが織田ちゃん!!
観終わった後、気持ちのいい爽やかな映画でした。
最初の全く分からなかったセリフについて
一緒に観にいったMさんに
「意味わかんなかった」って言ったら、Mさん失笑しながらも
「汚職に気づいた若侍達が上告しようとしていたんだよ」
とばっちり教えてくれました。
「あやのさん、三船のは見れないね」
観れないよ~、白黒で顔も区別できないもん。
うちの妹に言ったら、
「最初がわかんないくせに、よく最後まで見れたね」と呆れ顔。
いいじゃん、なんとなく分かったし、楽しかったんだから。
by chocolamotoo
| 2008-01-11 23:41
| 日記