2008年 09月 05日 ( 1 )

薪狂言

昨年に引き続き(昨年の日記はコチラ

野村万作「薪狂言の会」を観てきました。


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メンバーは、昨年に引き続き、母、Tさん、Mさん。
Tさん、Mさんは、お茶のお稽古メンバー。
足のケガからっすっかりお茶から遠ざかっていたので、久しぶりでした。



今日は、午前中は晴天だったのに、午後からは蒸し暑くて曇りがち。
雨やばいかな???チラシには

雨天が予想される場合は雨合羽等をご用意ください。
荒天の場合は、会場がカーターホールに変更になることがございます。
あらかじめご了承ください




基本、私は雨女。でも雨具を持っていくと、降らないのだっ!
ということで、カッパ準備OK、黒部に向かいました。
途中どんよりしていて、やばそうな空。
でも黒部に近づくにつれ、空は明るくて安心!
到着して、整理番号順に並びました。


去年と並ぶ場所違うなあって思ってたら

本日は大雨警報がでましたので、ホールでの公演となりました」




007.gif007.gif がーっかり 002.gif002.gif


一度、野外での薪狂言を見ると、ホールってつまんないの。
風情がないんだなあ。
まもなく開場して、全自由席なので、ダッシュで席取り。
前方真ん中のみやすい席に行けました!


最初に狂言についての説明があり・・・・
今まではずっと萬斎さんだったのに・・・・・・石田さんでした。
お話が上手だったけど、萬斎さんの説明聞きたかったなあ。少しがっかり。
でも野外の舞台についての辛さ
(薪の火が熱い、虫が大量に舞台にいたなどなど)はおもしろかった!!





今日の演目

鍋八撥(なべやつはち)
所の目代(もくだい)(代官)が、新しく市を立てるのに際し、
一番最初の店についた者をその市の代表と認め、免税するという高札を出します。
それを見て一番乗りした羯鼓(かっこ)売りは、夜明けまでに間があるので
ひと寝入りしていると、一足遅れて浅鍋売りがやってきます。
先を越された浅鍋売りは、一番乗りのふりをして羯鼓売りのそばで寝入ります。
目を覚ました羯鼓売りはびっくり仰天。二人は「自分こそが一番」と言い争いになります。
そこへ目代が仲裁に入るのですが……。




昔言葉が苦手な私は・・・・・最初の10分眠かった・・・・。
でも、だんだん話がわかってきてからは、楽しかった!
万之介さん、いい感じ。
万作さんはすごすぎ。
対決があるんだけど、しの笛の音が生演奏でした。
今まで、何回も狂言を見たけど、生演奏は初めて。
最後は、側転しながら退場してった方もすごかったなあ。
長い演目だったけど、オチに予測がつかなかったから、最後まで楽しめました!



20分の休憩。コラーレのお庭(っていうのか???)は
水が張ってあって、とってもキレイ。
雨は降ってなかったけど、この夏の雨はゲリラ雨だし
もし外で、舞台やってる最中にゲリラ雨降ったら、この水が張ってあるところから
あふれだして、通路がなくなり、恐ろしいことになるんやろうなあ・・・・
と、ぼんやり眺めました。



後半の演目

仁王

賭博(とばく)で負けつづけの博奕打が、財産も尽きてしまったので友人に相談します。
友人は、仁王の格好に扮装して、仁王が天下ったと触れ回って、信心深い人々から
供え物を騙し取ろうと提案します。
早速仁王の相をつくって待っていたところ、期待通り参詣人が次から次へとやってきて、
さまざまな願い事をかけては供え物を置いていきます。味をしめた博奕打が、
そのまま次の参詣人を待っていると……。
 




萬斎さん登場!
オーラが違う!この人はやっぱり違う。
声の張りもいいし(万之介さんも万作さんもご高齢なので、声量はそんなにない)
何しろ、コミカルに見えてくる。わかりやすくも思える。
今回は2演目とも、着替えのシーンがあって
舞台上で、お着替えしてました、こういうのも見るのは初めて。
仁王になりきった衣裳も不思議な雰囲気で、微動だにしない。
訓練された動きなんだろうけど、ちょっとやそっとじゃできないよ。すごすぎ。
最後は、会場大爆笑。あっというまの演目でした。



久しぶりにホールでの狂言だったけど、やっぱり風情がない。
演目は楽しかったけど、満足度は去年とは比べ物にならない。残念。
でも、年に1度の狂言は、現実とかけ離れた時間の流れ方で
すごく優雅な気分でした037.gif
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by chocolamotoo | 2008-09-05 23:59 | 日記